特定調停の内容を知っておこう

債務者と債権者が直接話し合いを持つ債務整理のことを「任意整理」と呼ぶのに対して、その間に簡易裁判所の調停委員が入る債務整理を「特定調停」といいます。

 

果たして、特定調停ではどのようなことが話し合われているのでしょうか。

 

事前打ち合わせ

通常、調停は2回に分けて行われますが、その前に事前の打ち合わせを行っておくことも可能です。

 

債務者の調停を担当する調停委員と面会をして、返済に関する相談をすることができます。

 

ちなみに、いきなり簡易裁判所に足を運んで「相談したいんですけど」と言ってもまず取り合ってはくれませんので、あらかじめ予約をしておきましょう。しかるべき日に事前の打ち合わせが設定されます。

 

第1回調停

事前の打ち合わせをした人もしない人も、第1回の調停期日が来たら出席しなければなりません。万が一その日どうしても都合が悪い場合には、簡易裁判所の担当書記官に連絡をしたうえで、期日の変更も可能です。心証も悪くなりますので、くれぐれもドタキャンはしないようにしましょう。

 

通常、第1回の調停には債務者と調停委員のみが出席をして、債権者が出席することはありません。メンバーがすべて揃ったら、さっそく特定調停が開始されるのですが、ここで行われるのはもっぱら返済金額の話し合いです。

 

毎月どれくらいの返済が可能なのかを話し合うのですが、単純に収入から生活費を引いた金額を「返済金額」とすればいいわけではありません。人生には想定外の出来事がつきものですので、それに備えた多少の貯金もしておかなければなりません。

 

収入から生活費と貯金を引いた金額、これが「返済可能な金額」となるわけです。

 

第2回調停

第2回調停には、債務者と調停委員に加えて債権者も出席をして、本格的な特定調停が開始されます。第1回調停である程度決まった返済計画をたたき台として、ここで最終的な返済計画を話し合います。

 

通常、特定調停は債権者の居住地を管轄する簡易裁判所で行われますので、債務者よりは出席しやすいはずです。しかし、仕事の都合でどうしても出席できない債権者の場合には、債権者に対して調停委員が電話で意見を伺います。

 

なおその際、債権者が提出している「上申書」が「調停に代わる決定をしてください」となっていれば、電話協議ができます。その結果合意に至れば、調停調書が作成されます。

 

基本的に、特定調停は2回で終了なのですが、合意に至らない場合には後日第3回の調停が設定されることもあります。

 

分からない点は法律事務所の無料相談でも解決が可能となるので、まずは債務整理相談と借金解決を進めてください。

 

また、借金の返済に困ったからといって、違法な貸付となる闇金融は利用しないことです。借りてしまえば大きな問題となるので要注意です。

 

多様化していく闇金

近年高利貸しの闇金は激減してきましたが、それに代わる新たな闇金が増加している傾向にあります。それはこれまでの闇金と違い、お金を貸すだけのものではなくなってきています。ただの詐欺とも言えるその手口を知っておきましょう。

 

現在確認出来ている、新たな闇金の手口だけでも100を超えているのが現状です。その中から犯罪件数、悪質性、そういったものが飛び抜けてるものを紹介しています。

 

一番悪質だと感じるポイントは、お金を貸さず一切何もしないところにあります。この手口は整理屋と呼ばれ、多重債務を抱えどうにもならない人の心の隙を突く卑劣な手口が特徴です。

 

まず、名簿屋と呼ばれる業者から借り入れ履歴や住所や年齢、氏名や年収、電話番号までわかるものと購入します。そして、ターゲットを決めて、接近していきます。

 

ダイレクトメールや、直接電話を掛けて接近し、あなたの借金整理しますよ、ほとんど整理できるので相当暮らしが楽になると思いますよ、などと優しく声を掛け、多重債務者を信用させます。そこからはとても簡単で、借金整理の着手金を先にもらい、そこからは一切何もせず静かに姿を消すだけです。

 

こんな行為はただの詐欺です。闇金ですら最初はお金を貸してくれるのにそれよりも非道行為なのです。

 

これらの闇金に関連するようなところと関わってしまった場合には、とにかく早く、問題が大きくなる前に闇金解決依頼を進めてください。